ついにマークスさんからのメールの返事を書きました。
じっくり丁寧に考えて言葉を選んで書いていたら、
1時間以上かかってしまいました。ふー。

ノーカット版でお送りします。
かなり読み応えあり!ですよ。

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株式会社マークス
企画開発1部
◯◯様

先日頂いたご質問の返信をさせていただきます。
ご確認の程よろしくお願い致します。

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【質問内容】

1、EDiTについて
1)EDiT使用歴は何年になりますか?


初めて購入しました。


2)2014年版EDiTを購入された動機を教えていただけますか?

1日1ページの手帳を探している際、
ほぼ日手帳かEDITかで悩んでいる人が多く、
またカバーのデザインの豊富さ(昨年の奈良美智さんのデザインは特に印象に残っていますが)についても
文房具ブログや文房具の紹介サイトなどでも意見がわかれていたのを見て、
やはり買うならほぼ日かEDITか、という2つまでに絞れました。

問題は書きやすさや万年筆を使用した際の裏抜けだったのですが、
下記のブログで「EDIT2013では裏抜けは問題ない」と書かれていたので、
安心して使えるな、と思い購入しました。

http://sore-kara.com/2012/12/stationery/7704
「とても薄い紙なので、透けて見えてしまうのは仕方ありません。インクが滲み出ている様子は全くありませんでした。」

沖縄ではほぼ日手帳(カズン)は通販でしか購入できなかったこと、
対してEDITは東急ハンズで実物を手にとって購入できるということが大きな決め手になりました。

試し書き用の紙が置いてあったのですが、
「従来の紙」「NEO AGENDA Ⅱ FOR EDIT」の表記があるだけで、
紙が固定されていませんでした。
そのため、どちらがどの紙か判別をすることが出来ず、
実際に万年筆を数本持って行ったにも関わらず、
「どちらの紙がNEO AGENDAⅡなのか」分からないまま試し書きをしたのです。

片方の紙は全く裏抜けせず、
もう片方の紙は持って行った全てのインクで裏抜けをしました。

EDITのHPで裏抜けしにくい紙になった、と書いてあったことと
EDITのムービーでLAMYの万年筆「Safari」と「アルスター」を使用しているのを確認できたため、
上記のブログの内容とも合わせて考慮した結果、

「裏抜けしなかった紙が新しい紙に違いない」と判断して購入しました。



3)2014年版EDiTを何にお使いの予定ですか?
    (スケジュール管理、日記帳、勉強ノートなど)


スケジュール管理及び日記帳として使用する予定でした。



2、筆記具について
1)通常、筆記具は主に何をご使用されていますか?


万年筆(4本所有、気分と内容によって使い分けています)
ジェットストリーム
その他ゲルインクボールペン数本



2)2014年版EDiTは、ご連絡いただいた筆記具のなかで、
どちらをご使用の予定でしたか?



万年筆をメインに使用する予定でした。
今も日記を書くときは万年筆を使用しておりますし、
スケジュール帳と共に万年筆を持ち歩いています。


万年筆はしばらく書かないでおくとインクが乾いてしまい、
メンテナンスに時間がかかります。
場合によっては修理が必要な場合があります。
そのため頻度の高い用途に使用することにしています。

万年筆ユーザーであればおそらく誰でもそうではないかと思いますが。

ちなみに万年筆ユーザーは年々増えており、
その状況は文房具ブログなどで「万年筆」と検索すると
大量に出てくることや
ちょっと大きな文房具店に行くと以前よりも万年筆のコーナーが増えていることからも
容易に想像が出来ます。
また、パイロットから11月に子供用の万年筆「KAKUNO」が発売されることも、
万年筆が筆記用具として見直され、注目されている現れだと思います。


毎日必ず書くものといえば、手帳だと思いますが、
その中でも日記としての使用を考えると
万年筆を使用する時間(あるいは筆記文字数)はかなり多くなると思います。

逆に手帳や日記に万年筆を使わない場合、
万年筆を使用する機会というのは「作り出さない限り」ほぼゼロに近くなってしまいます。
アイデアやライフログなどを他のノートに書くのであれば、
手帳が1日1ページである必要ないと考えられますし、
同じように考える方もいらっしゃると思います。


もちろん、手帳を複数冊所有しておられる方も
いらっしゃるとは思いますが、多くはないのではないでしょうか。


3、用紙について
1)手帳用紙・ノート用紙など筆記用紙では、どんな点を重視されますか?
(書き心地、裏抜け、薄さ、色、万年筆との相性など)


書き心地と裏抜けです。
万年筆は紙を選ぶ筆記用具であることは確かです。
ノートとは違い、紙の薄さも要求される中で、
万年筆を使用できる手帳というのは非常に貴重なものだと考えています。
ミドリのMDノートやLIFEノート、ツバメノート、アピカなどは
万年筆の使用にも気持ちよく答えてくれる紙ですが、
その分紙の厚さも増すので、手帳に向いているかというと疑問です。

裏抜けをするかどうかはもちろんですが、
インクの乾きやすさ、
紙の滑らかさも非常に重要です。

NEO AGENDAⅡ FOR EDITは滑らかな紙で、手触りも良いのですが、
残念ながら裏抜けという点では万年筆とは適さなかったと思います。
あとは折れ目がつきやすいという印象を受けました。
これは手帳用紙ということで薄さを追求する上では仕方がないことかも知れませんが・・・

以前のメールでも書きましたが、
・なぜ万年筆での裏抜けやにじみのテストをしなかったのか?
・万年筆で裏抜けをするのに、なぜLAMYの万年筆を紹介ムービーで使用したのか? 
という点に関しては疑問と不満の残るところです。


2)これまでご使用された手帳やノートで、気に入られた商品はありますか?
その商品名を教えていただけますか?


■RHODIA Webnotebook(ドット方眼)
http://p.tl/TBPj
手触り、書き心地、裏抜けやにじみの無さなど、文句なしです。

■ミドリ MDノート
http://p.tl/Yyoq
やさしい白さです。
1日1ページ手帳もあるのですが、デザインがシンプルすぎるので候補から外しました。
やはり万年筆は使いたいので、現在再考中です。
裏抜け・にじみや書き心地は文句なしです。

■LIFEルーブルノート
http://p.tl/adG2
色は僕の好みの色です。個人的に、ですが。
書きやすさ、にじみ・抜けの無さも文句なしです。

■モレスキン
万年筆だと間違いなく裏抜けします。中国製になってから裏抜けがひどいということです。
ただ、モレスキンを使っているという満足感があるので許せました(笑)
ロットによって当たり外れが激しく、
僕が使った1冊目は大外れでした。
どんな万年筆インクを使っても裏抜けしました。
その中でも顔料インクである「プラチナ万年筆」の「ブランセピア」(茶色です)は
全く裏抜けせずに使えました。


ただその「ブランセピア」もEDIT2014だと完全に裏抜けしたのが残念でした。


■ほぼ日手帳(WEEKSの紙)
正しくは「紙を数枚もらった」のですが、
その紙に持っている万年筆のインクを全部試してみました。
普段使っているインク(4種類あるのですが)はほぼ全て裏抜け無し。
パイロットの純正インクは若干抜け気味でしたが・・・
僕が持っているペンで最も裏抜けしやすい、ぺんてるのサインペンでも
裏抜けはしませんでした。
(添付した写真のIMG_9709と9710がほぼ日WEEKSの紙です)


現在MDダイアリーと共にほぼ日カズンも再検討中です。
ただ、デザインなどはEDITの方が好きなので、悩んでおります。


3)EDiT用紙としてご希望される用紙のポイントをお聞かせさい。

ほぼ日で使用されている「トモエリバー・手帳用」と同等かそれ以上のクオリティを希望します。
昨年までは「ほぼ日かEDITか」という感じでしたが、
今年は確実に水を開けられてしまっているのではないでしょうか?

ちなみに様々なペンで裏抜け調査をしましたので、
写真を添付致します。
使用した筆記用具は写真を見ていただければ分かります。

ちなみにPILOTのJuice(バイオレット)でもほんの少しですが
裏抜け気味でした。
これは使う色によるものだと思いますが、
水性ゲルインクであっても裏抜けする可能性がある、ということだと思います。
ただ使用に耐えられないほどではないです。

【添付ファイル解説】
9479と9481:以前お送りした万年筆とエナージェルユーロ(表・裏)
9675と9676:直液式のペンの表・裏
9686と9680:ハンズで専用コーナーの組まれていたゲルインクボールペンを中心に。
※9686が表です。
9688と9703:蛍光ペンとサインペン

9709と9710:ほぼ日WEEKSに書いたぺんてる・サインペンの表・裏



4)用紙以外の点においても、EDiT商品にリクエストがありましたら、
ぜひお聞かせください。



質問がいくつかあります。

1.用紙のにじみ・裏抜けなどのチェックとして試し書きをした
ペンの種類・色を教えて下さい。


というのは、裏抜けしやすいペンがあまりにも多かったので・・・
本来裏抜けをしにくいとして有名なSTAEDTLERの蛍光ペン「テキストサーファーゲル」でも
裏抜けをするというのはちょっとびっくりしました。

2.なぜ万年筆での裏抜けやにじみのテストをしなかったのか?


3.万年筆で裏抜けをするのに(あるいは裏抜けチェックをしなかったのに)、
なぜLAMYの万年筆を紹介ムービーで使用したのか?


正直、これだけは本当に理解が出来ません。
あれだけ「新しい紙はすごい!」というのを押しておいて、
その上であのムービーを出したら
万年筆ユーザーは(ペン好きが多いですから)確実に信用します。

この点においては、購入後に試し書きをしてみて憤りを感じました。
これは以下の「4.」の項目も大きく原因として挙げられるところです。

4.なぜ試し書きの用紙を台に固定していないデザインにしたのか?

従来の紙と新しい紙がそれぞれ束ねられてはいたものの、
固定されていなかったため、どちらも本来置いてあるべき場所にはありませんでした。
添付ファイルの9440がその写真です。
ほぼ台の上にそれぞれが置いてありますが、
僕が見たときはこの場所にはありませんでした。
写真の見栄えを考えて(使用する用事があったので)真ん中に寄せましたが・・・
紙の名前が印刷されていなかったため、どちらが従来の紙で、
どちらがNEO AGENDAか全くわかりませんでした。
従って、より裏抜けしにくい方が新しい紙だろうと判断したのです。

5.万年筆による裏抜けについての注意事項を拝見しましたが、
なぜEDITのHPからリンクが貼られていないのでしょうか?


EDITのHP→DIARY COLLECTIONのHP→新着情報→9月30日とわざわざ飛ばないと見られません。
EDITのHPには「マグネットフラップ発売開始」の項目しかないですね。
そこから別の日にちの更新情報を見る人が、果たして何人いるでしょうか?
しかも9月最終日に書いておいて、10月になってしまったら
前の月に戻るという稀有な人がいると思いますか?
正直、がっかりしてしまいました。

6.新着情報の裏抜けの注意事項、なぜフォントが小さくなっているのでしょうか?

わざわざsmallのタグが付いているのも確認済みです。
ユーザーからしたら、万年筆を使おうと他のペンを使おうと、
裏抜けをする可能性があるということは非常に重要な判断基準です。
むしろ色を変えて目立たせることが必要なくらいの情報です。
これに関してもがっかりしました。


今確認しましたが、9月30日の新着情報が消えていました。
5と6の項目はこれから改善される、ということでよろしいのでしょうか。


7.例えば、4月始まりのEDITを新しく作り、
それに「2013年版の紙を使う」または「紙質を改善した新しい用紙」を使って販売する、
という予定は無いでしょうか?


ほぼ日(先程から引き合いに出して申し訳ありませんが)は
以前、サンプルに間違えた紙を使ってしまい、
ユーザーからのクレームが入ったことに対して
正しい紙を使ってサンプルを作り直し、全ユーザーに送り直したという経緯があったそうです。
(今年のほぼ日ガイドブックに載ってました)

デザイン・レイアウトともにEDITの対抗相手はほぼ日手帳だと思います。
ほぼ日も「あれもこれも」と入っているデザインを良しとするユーザーもいれば、
EDITのスッキリとしつつ非常に機能的なデザインを良しとするユーザーもいます。
それはユーザーの好みの問題だと思いますが、
紙質であったり表紙・カバーの多様性であったりというところは
お互いに超えなければならないポイントだと思います。

上の質問項目5・6に関しては、Mark'sの「逃げ」の姿勢を象徴しているのではないか?
と思われても不思議ではない
と思います。
9月30日のエントリーを消したことについても、余計にその気持ちは増しました。


もともと、メールをさし上げたのも
「金返せ!」とかそういうクレームのせいじゃないのです。
こちらが機能やデザインを納得して購入したのですから、
ほぼ日よりもEDITの方が優れていると思ったから購入したのです。
紙質という決定的な部分について、
どこまでMark'sさんが自覚を持っていたのかを知りたいという
純然たる疑問から始まった今回のやりとりだったのです。


ここまで長く書きましたが、EDITにはほぼ日に勝って欲しい、という気持ちが
今でも強いです。
来年以降(「今日以降」と言わせてもらいたいですが)のEDITが
不安でも楽しみでもあります。


たくさん写真を添付しましたが、もしよろしければ
実際に試し書きをしたEDIT本体をお送りした方がよいでしょうか?
写真だけで良いということでしたら結構ですが・・・


ちなみに、9月23日発売のエイ出版社の「趣味の文具箱」をご覧になりましたでしょうか?
万年筆による裏抜け・裏写り・にじみチェックが載っています。
僕が使ったインクとは違うインクを使っていますのでご確認いただければと思います。



長くなってしまいました。
乱筆・乱文ご容赦下さい。
また、返信が遅くなりましたこと、
重ねてお詫び申し上げます。


いぶし銀。
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そうなのです。
最後の方で赤紫で大きくしましたが、
9月30日の万年筆の裏抜けについてのエントリーが
削除されてるんです。

がっかり・・・

このブログのコメントでも、
「改善するという姿勢に期待できますね」という前向きなコメントがあったばかりなのに・・・

もっと大きな特集ページが出来るということですよね!
きっとそうだと思います。


ちなみに、写真のファイル番号がたくさん入っていましたが、
これはもうこのブログで使った写真ばかりですので、
ぜひ探してみてくださいね(笑)


このメールが、さらによい製品につながってくれることを
望むばかりです!!
正直、EDITのマグネットフラップカバー、かっこいいもんなー。

・・・もしかしてクレーマー扱いされてるんじゃないかなー・・・
まぁでも事実を指摘して、よりよいものにして欲しい!という気持ちからなんですけどね。

もう眠さMAXなので、この辺りで・・・



それではみなさん、よい1日をお過ごしください!!!!